自由と覚悟:私が選んだ未来と困難
こんにちは。佐々木亜紀です。
2020年2月に関西へ移住してからの時の流れは早く、すでに3度目の春が訪れています。
人生の変化: コワーキングスペースからの離別
運営していたコワーキングスペースを手放した結果、予想通り年収は大幅に減少しました。
物理的な距離だけでなく、コロナ禍の影響もあり、人々との接触が少なくなり、それが仕事にも直接影響を及ぼしました。
着実に減っていく銀行口座の残高を見つめながら、不安や焦燥感を感じることは避けられませんでした。
この変化は私にとって、大きな心の負担となりました。
なぜなら、私は家庭の大黒柱として、家族を背負っているから。
人生の転換: 物質から精神へ
それでも、あの時、私はやりたくないことはやらないと決心し、7年間大事に育ててきたコワーキングスペースの運営を手放すだけでなく、50年間溜め込んできた日常のあらゆるものを手放しました。
これは私にとって人生最大の決断でした。
新たに選んだ居住場所は大阪のソーシャルアパートメント(大型のシェアハウス)。
ここは、私が運営していたコワーキングスペースをさらに広げたような場所で、仕事場だけでなく生活の多くをシェアでき、新たな環境での生活を始めるには最適な場所でした。
モノを所有することに対して嫌気がさしていた私にとって、これはまさに最適で、素晴らしい場所でした。
物質から心へのシフト: 必要なもの、不要なもの
物質的な所有や収入源を手放した代わりに、私が得たかったものは、自分の子供が今しかできないことを存分に経験させ、何より子どもをサポートできる自分になることでした。
7年間年中無休でコワーキングスペースを育ててきたかわりに、完全に子育てを疎かにしていた私に、再度子どもと向き合うチャンスが与えられたとも言えます。
しかし、現在では、子どものことが単なるきっかけであり、それ以上に自分の人生を豊かにする要素だったと考えています。
その決断を下した途端、様々な停滞していたものが動き出し、ワクワクする未来が見えてきたからです。
だからこそ、一時的に「仕事する」「稼ぐこと」を手放す恐怖を乗り越え、今しかできない経験をする時だと感じました。
それでも突然襲う「稼がなければ」という焦りや、お金がなくなったらどうしようという不安、様々な感情が押し寄せてきます。
誰も知り合いがいない大阪で、コロナ禍で新しい人脈を作る機会も減りました。
それでも以前からのお客様とのつながりを深めつつ、オンライン動画講座の運営やデザイン事業の立ち上げ、さらには広告収入を見越したメディア運営に向けた執筆活動に力を注いできました。
これらは、働く場所を自由に設定できること、パソコン一台で仕事を遂行できること、そして自分自身で働く時間を決定できるという、自分が設定した条件を満たすものでした。
これらの条件は、物質的な所有を手放すことと引き換えに、私が求めていたライフスタイルを実現するための不可欠な要素でした。
これまでの経験とスキルを駆使し、この3年間の生活を支え、自分の未来に向けた基盤を作り、新たなステップを踏み出すことができたと信じています。
そしてその新たなステップとは、「物質から心へのシフト」です。
これまで仕事に一生懸命だった私が、今しかできない体験に視点を移すことができました。
これからも私の旅は続きます。
そして、その旅の中で私が追求していくのは、健康で、心地よく感じるペースと場所で、楽しいと感じる仕事をしながら生活する自由と幸せです。
これは私の新たな目標であり、そのために必要なものは徹底的に選び、それ以外は排除するという決意です。
日々、私は自己反省を重ね、新たな価値観を形成しています。
現状と今後の展望: 新たな拠点、新たな挑戦
現在、私はソーシャルアパートメントを退去し、宝塚市に拠点を移しています。
子どもと一緒に過ごす時間も増え、それは非常に大切な時間となっています。
法人の住所も千葉から宝塚に移し、ここでの新たな生活や出会い、そしてこれまでの経験とスキルを生かして、そして、新たに学び始めたPRという視点も加わり、より多くの人に支援を提供していきたいと考えています。
私の旅は、単なる移住や生活スタイルの変化にとどまらず、人生そのものを豊かにする旅だと感じています。
自分の人生は、自分自身の手で切り開いていくものです。
その旅の途中で出会うあなたとの繋がりを、これからも楽しみにしています。
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