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AI活用

AIでホームページを作ってみてわかったこと。きれいなだけでは完成しない3つの理由

ホームページ制作の仕事を始めて、もう15年以上になります。

これまでWordPressを使って、さまざまなホームページを制作してきました。

そんな私が今、自分の会社「アドプラス」のホームページをAIを使ってリニューアルしています。

ChatGPTやClaude、Codexなどを使いながら、デザインを考え、文章を作り、HTMLやCSSを書いてもらう。

以前なら何日もかかっていた作業が、驚くほど短い時間で形になることもあります。

でも、実際に進めてみると、気づいたことがありました。

AIを使えばホームページは作れる。でも、使えるホームページになるかどうかは別の話。

今回は、私が実際にAIを使ってホームページ制作を進める中で感じたことを、3つに分けてお伝えします。

目次

1. AIはホームページを作れる。でも「何を伝えたいか」は決めてくれない

最初にAIでホームページを作ってみたとき、正直なところ、その完成度には驚きました。

ページの構成を考え、HTMLやCSSを書き、ボタンやカードを配置する。

これまで自分で作業していた部分を、AIが次々と形にしてくれます。

ところが、出来上がったページを見ているうちに、何となく違和感が出てきました。

見た目は整っている。

でも、どこかで見たようなデザイン。

いかにも「AIが作りました」という印象が残るのです。

何度も修正を重ねながら気づいたのは、AIに頼むだけでは、自分が本当に作りたいものには近づかないということでした。

誰に見てもらいたいのか。

何を伝えたいのか。

見た人に、次にどんな行動をしてほしいのか。

こうしたことを具体的に伝えなければ、AIはそれらしいホームページを作ってくれても、事業に合ったホームページを作れるとは限りません。

AIに制作を任せる前に、ホームページの目的を決める。

当たり前のことですが、AIを使うようになって、その大切さを改めて感じています。

2. 見た目が完成しても、運用できなければ意味がない

今回、CodexというAIツールを使って、実際にHTMLのホームページを作ってみました。

デザインを確認し、修正を繰り返しながら、少しずつ自分のイメージに近づけていく。

ここまでは、AIの力をかなり活用できます。

でも、私が作りたいのは、見た目だけが完成したホームページではありません。

公開したあとも、自分で文章を変更したり、お知らせを追加したりできるホームページです。

そこで次の課題になったのが、WordPressへの組み込みでした。

AIが作ったHTMLをそのまま表示するだけなら、比較的簡単な方法もあります。

でも、それでは文章を少し直したいときに、毎回コードを編集することになりかねません。

それでは、お客様にとって使いやすいホームページとはいえません。

今回のリニューアルでは、見出しや文章、画像、ボタンなどをWordPressの管理画面から編集できるようにすることも重視しています。

この作業は、今も試行錯誤しているところです。

ホームページは公開して終わりではありません。

作ったあとに誰が更新するのか。

どこまで自分で変更できるのか。

困ったときにはどうするのか。

AIでホームページを作る場合も、こうした運用面まで考えておく必要があると感じています。

3. AIに任せることと、人が判断することを分ける

今回の制作では、画像もAIで作っています。

イラストや写真のような画像を生成し、サイトのデザインに合わせて調整する作業です。

ただ、ここでも思いどおりにいかないことがありました。

例えば、人物の写真。

とてもきれいな画像ができるのですが、きれいすぎて不自然に感じることがあります。

表情や手の形、背景の雰囲気など、細かいところに違和感が残る場合もあります。

そこで、人物全体を見せるのではなく、手元を中心にした写真に変更したり、イラストに切り替えたりしました。

AIは指示された画像を作ることは得意です。

でも、その画像が本当に事業の雰囲気に合っているか、お客様に安心感を与えられるかは、人が確認する必要があります。

文章も同じです。

AIが作った文章は、きれいにまとまっていることが多いものです。

でも、実際のサービス内容と少し違っていたり、誰にでも当てはまるような表現になっていたりすることがあります。

私は、AIに最初の案を作ってもらい、それを見ながら自分で判断して修正する方法を取っています。

AIに作業を任せる。でも、最終的な判断は自分でする。

今のところ、この使い方が自分には合っていると感じています。

ホームページを見直すとき、最初に確認してほしいこと

ここまでAIを使った制作についてお話ししましたが、これはAIを使わずにホームページを作る場合にも共通することです。

例えば、今あるホームページを開いて、初めて訪問した人の気持ちで見てみてください。

最初の画面を見ただけで、何をしている会社やお店なのかわかるでしょうか。

どんな人に向けたサービスなのか、伝わるでしょうか。

興味を持った人が、迷わずお問い合わせや予約に進めるでしょうか。

ホームページを長く運営していると、自分では当たり前になっていることが、初めて訪問する人には伝わっていない場合があります。

私自身、アドプラスのホームページをリニューアルする中で、こうした基本的な部分を何度も見直しています。

デザインを変えることも大切ですが、それ以上に、訪問した人が迷わず必要な情報を見つけられることが重要だと考えています。

AIを使って、ホームページを見直すきっかけを作りたい

今回、アドプラスではホームページ制作だけでなく、新しいサービスとして「無料AIホームページ診断」の開発も進めています。

ホームページのURLを入力すると、AIがサイトの内容を確認し、改善を考えるきっかけになる情報をお伝えする仕組みです。

現在は、まず3項目を確認する診断の試作版を作り、さらに詳しく確認できる7項目診断の仕組みも作りました。

このサービスを考えた理由は、ホームページを持っていても、

「今のホームページで本当にいいのかわからない」

「問い合わせが少ないけれど、何が原因なのかわからない」

「作り直した方がいいのか判断できない」

という方がいらっしゃるのではないかと思ったからです。

もちろん、AI診断だけですべての問題がわかるわけではありません。

でも、自分では気づかなかった部分を見直すきっかけにはできると考えています。

まとめ|AIを使うことで、ホームページ制作の仕事も変わっていく

今回、自分のホームページをAIで作り直しながら感じているのは、制作の方法が大きく変わり始めているということです。

これまで時間をかけていた作業をAIに任せられるようになれば、その分、お客様の事業を理解したり、何を伝えるべきか考えたりする時間を増やせるかもしれません。

ただし、AIが作ったものをそのまま使えばよいというわけではありません。

何を作るのかを決めること。

出来上がったものを確認すること。

実際に使いやすい形に仕上げること。

この部分は、これからも大切にしていきたいと思っています。

アドプラスのリニューアルは、まだ途中です。

これからもAIを使って実際に試したことや、うまくいかなかったことも含めて、このブログで紹介していきます。

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